荒沢岳 [登山]

2015年10月17日 荒沢岳に行って来ました。

個人的な新潟3名山の一つ。荒沢岳、守門岳、火打山を勝手に認定。

4年前ほどに登って、そのスタイルの良さにほれ込みました。

 

暗いうちから出発。登山口には「10月17日に鎖を取り外します」との表示。

んっ、まてよ。 今日じゃないか~。

まさかね。そんな早く外さないよね。なんて、思いながら出発。

 

まさか終焉の地になりそうだったとも知れず。 

荒沢岳1.jpg

この日も紅葉は絶好調。

荒沢岳3.jpg

今日もかっこいい姿を見せてくれてます。

 

荒沢岳4.jpg

とにかく、赤が混じってて、ここの紅葉、完璧です。

 

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霧に浮かぶ越後駒ケ岳。

 荒沢岳6.jpg

雲海も見事。

荒沢岳7.jpg

日も出てきました。やっぱり晴れていると写真もきれいですね。

荒沢岳8.jpg

鎖場のあたり。 

鎖場は写真撮る余裕はありません。

足のホールドが厳しい箇所が多数。個人的な感想ですが、

槍より、八海山より、難易度は格段に上だとおもいます。戸隠と妙義、剣はまだ、

未登頂ですが。

荒沢岳9.jpg

雲海もだんだんと晴れてきました。枝折峠方面。

荒沢岳10.jpg

ナナカマドと奥只見湖。

 

そして登頂。

荒沢岳11.jpg

 

前回登頂時は、ガスに巻かれ、何も見えませんでしたが、今日は完璧。

荒沢岳13.jpg

越後駒ケ岳

 

荒沢岳12.jpg

中ノ岳。個人的にはこっちのほうが好きです。

八海山からも眺めましたので、これで前から後から拝見。

なんか、前からも後からもあんまり姿は変わらないですね。

 

荒沢岳14.jpg

兎岳経由で中ノ岳へ向かう稜線。いつかは歩きたい。 

 

 荒沢岳18.jpg 

奥只見湖 

 

で下り始めたのですが、気にしていた鎖の取り外し。すでに始まっていて、

ところどころすでに外されていました。

 

よく調べずのぼりに来たのが悪いわけで。

鎖を外されていた方々、本当にご苦労様です。

下りてくると

荒沢岳20.jpg

こんな表示に変わっていました。

今シーズン、最後のピークを頂いたうようです。

もう来年の6月ごろまで、誰も頂上に登らないんでしょうね。

 

下りの紅葉も抜群にきれいです。 

荒沢岳16.jpg 

 

 

で、 今回の荒沢岳。危うく、終焉の地となるところでした。

登りの途中、鎖場を気を引き締めて通過し、稜線を歩いていたときに、事件発生。

荒沢岳21.jpg

このあたりでしょうか。多分、足が何かに引っかかったんだと思います。

別に気を抜いたり、油断していたわけではありませんが、左側へ前のめりになり、

顔面からこけそうになったので、「危ない」と思った私は

谷底めがけて、頭から「前転」を実行。

荒沢岳15.jpg

ここからがけ下目指して「でんぐり返り」。斜度80度ぐらいでしょうか。

前転後、木の枝をつかんで停止。

 

つかむ木の枝がそこに無ければ、上の写真の矢印下のガケから落ちて・・・、

となっていたと思います。

登山人生26年。最大のヒヤリハットでした。

 

言い訳ではないんですが、別に疲れていたわけでも、気を抜いていたわけでもありません。

なぜ、こけたのかも分からない。

 

こうやって、危険でないところで 何の自覚も無く、滑落するのでしょう。

よく、「あっ」と思った瞬間落ちていた、滑り出していた、そんな記事を読んだことが

ありますが、まさにそんな感じです。 

 改めて、滑落とは、体力や経験や場所、気の持ち方に寄らず、起こりえることを自覚しました。 

 

 

帰りに「いろりじねん」で食事しました。 

いろりじねん.jpg

素朴な料理の感じですが、上品な味で絶品です。お値段もお手ごろです。

アケビゼリーをサービスで頂きました。 まず、普通には食べれないですよね。

また、行きたいです。

 


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