まだまだ春は遠かった新三国峠 [お出かけ]
無事、男山から下山してきましたがまだ12時ごろ。
もう一山登っときますか~って、手ごろな山を地図で探しているとありました~。
長野県と埼玉県と群馬県の3県の境界にある三国山。
新三国峠まで車で行けば、たった30分で登れそうです。というわけでレッツラゴー。
途中に4月1?日まで冬季通行止めとありますが、男ですから! 信じた道を突き進みます。
でそろそろ峠まで着くかな~と思ってカーブを曲がったら。
あらら、やっぱり雪道!!
ん、なんか一台の車がスタックしてる…。
車から降りて近寄ってみると「那須」ナンバーの初心者マークが完全に雪にはまってます。
よくよくきいてみると、若い兄ちゃんで、山梨から那須の実家へ帰る途中だとか。
なぜ、こんな峠道で帰るの~。全然遠回りでしょ~。
で色々話を聞いていると、どうも自分の若かりし頃を見ているようで。
私も変な道を突き進むのが好きでして。彼の気持ちがよく分かります。
自分の過去のフラッシュバックを見ているようでした。
で、車はジャッキアップしてタイヤの下に木の枝を挟んで、二人で悪戦苦闘しながら、
何とか40分ほどかけて脱出成功!
携帯もつながらない山の中でよく私のような変わり者が通りかかったものです。
別れ際、「もう峠をこえて帰ろうなんて考えないように」と見送りました。
その言葉、まるで自分に言い聞かせているみたいでした。
分かれた後、私は性懲りず別の峠を越えようとして、やっぱり雪でユーターン。
まったく、自分が一番懲りてない…。
やっぱり、通行止めは突っ込んだらダメなんです!
彼は無事、那須まで帰れたのでしょうか。
先ほど登ってきた男山を振り返りながら、川上村を後にしました。
長文ですみません。